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石川県発!激安フリースクールで、 居場所や学習支援の必要な子どもたちの、 居場所を作っていこう!

石川県発!激安フリースクールで、
居場所や学習支援の必要な子どもたちの、
居場所を作っていこう!

 

フリースクールもちおアカデミー

石川県の金沢市で一人親世帯の不登校児童向けフリースクール「もちおアカデミー」を運営しております。高井浩平と申します。
生徒や保護者様、ボランティアさんからは“もちお”と呼ばれています。
もちおアカデミーは入会金無料月額利用料2000円という低価格で月曜日〜日曜日の9時〜19時で開校しているフリースクールで、不登校小中学生児童の居場所、学習支援、体験格差の解消、社会の分断の解消を目指す場所づくりを目指しています。

2022年3月現在は自宅の一部(6畳3間)を使い6名の小中学生と10名ほどの高校生以上のボランティアで運営をしています。
高校生は小中学生の児童の見守りをしてもらうかわりに、無料で利用可能ということにしています。

外観と代表(もちおアカデミー外観と代表近影)

フリースクールを始めたきっかけ

私がフリースクールを通して子どもたちに関わることをやりたいと考えたきっかけは、離婚して離れて暮らす一人息子のことを考えてでした。
ある夏、埼玉の実家で1週間息子と遊んでいるとき、公園で息子と楽しそうに遊ぶ子どもたちをみて息子と周りの子どもたちのために何かをしたいと考えたのがきっかけで、その後オンライン無料学習動画、仕事をする大人へのインタビューの動画を作りはじめ、コロナ禍をきっかけに都内で経営していたお店を閉めて、2020年に埼玉から息子の実家に近い金沢に移住し、児童クラブで働いた後2021年6月にフリースクールを開校しました。

元々学生時代から個別指導塾の講師や家庭教師をしたり、自分で完全個別の塾を開いたり、インターナショナルスクールの経営の手伝いをしたりしていたので子供と関わる仕事には興味はあったのだと思います。

フリースクールとして開校した理由

  1. 塾のように数字で子供を見るのではなく、遊んだりしながら子供と繋がり続けたい
  2. 卒業という概念をなくし、いつまでも立ち寄れる場所にしたい
  3. 母親がシングルマザーとして働く一人息子と同じ境遇の子と関わりたい

息子との写真(息子との写真)

金沢市内で700人石川県内で1700人の不登校児童がいます

金沢市内で700人、石川県全域で1700人、日本全国で19万人の不登校小中学生児童がいるといわれていて、不登校予備軍はその3倍いると言われています。

フリースクールの1ヶ月の利用料の全国平均は33,000円、そのほかに入会金、お昼ご飯代がかかり、車での送り迎えなどもしなければいけなくなります。
一人親で、公立の小中学校に通う児童が不登校になったときに、毎月33,000円のお金を捻出するのが厳しい家庭のお子さんはどこで何をして過ごしているのでしょう?

一人親で身近に親族をはじめとした頼れる人がいない場合、保護者はどうするのでしょう?
パートで働いたお金の大半がフリースクールと塾で消えてしまい、生活や心に余裕を持てるのでしょうか?

お泊まりした時とそり遊びの写真(生徒がお泊まりしたときと、そり遊びをしたときの写真)

公立の小中学校に通うシングルマザーの家庭のお子さんが不登校になったら?

一人親、特にシングルマザーの中には養育費を貰えずに一人で子育てをしている方も多くいます。
そのような家庭の子供が不登校になったときに、どうするのだろう?と考え、生徒世帯だけからお金をいただくのではなく、企業などにもメリットを提供しながらお金を出してもらうことで運営費用を賄えないかと考えて現在のシステムでフリースクールくことにしました。

営業に力を入れ、人と企業を繋げることで不登校児童の家庭の負担を減らせると考えたのです。
(前例がない試みで営業には手こずっておりますがやり切る覚悟を持って日々営業活動を行なっています)

和菓子づくりイベントの様子(シングルマザーの会と開催した和菓子づくりイベントの様子)

人口が少なく子供の数も少ない地域の子どもたちは、不登校になったらどうするのだろう?

子供の人数が少なく、フリースクールを開いても利益を見込めないような地域で子供が不登校になったり学校の勉強についていけなくなってしまった場合どうしているのでしょう?
そのような地域に住むシングルマザーの家庭のお子さんは大丈夫なのでしょうか?

地域の方と協力して、児童2人〜6人くらいを受け入れられる小さなフリースクールを作っていけないか?

2021年末からそう考えるようになって準備を進め、2022年3月より自宅の一部を子供の居場所として提供してくれる人を探し始め、フリースクールを増やしていくことに決めました。
もちおアカデミー自体自宅の一部を解放して生徒6人までを受け入れている状況で、現在のコロナの状況を考え定員を増やすことができず、入校をお断りしなければいけないことがあります。
そのようなとき、近くに受け入れ可能な同じシステムのフリースクールがあれば協力しあえると考えたのがはじまりです

初めての試みのため現在は試行錯誤をしながら進めている状態ですが、詳しくはホームページをご覧ください。
https://motioacademy.com/fc

ドッグセラピーでわんちゃんと遊ぶ生徒(ドッグセラピーでわんちゃんと遊ぶ生徒)

運営資金は企業などへの営業活動や有料オンラインサロンの会費で捻出していきます

以下の3つで運営資金を集められるようにしています

(1)大手の日用雑貨品・生活必需品を扱う企業への営業
生徒世帯に毎月15000円分の日用雑貨品又は生活必需品をアカデミーの指定するお店で購入してもらうようにすることでそのお店から売上高の一部をいただく  

(2)法人・個人のネットショップの掲載費用
もちおアカデミーのホームページに掲載されている個人や法人のネットショップから商品が購入された際の売上高の一部をいただく

(3)月額1000円の有料オンラインサロンの売上金
オンラインサロンにて子供を中心に大人も楽しめるイベントや、子供にさまざまなことを体験してもらうイベントなどを開催して行きます 子どもたちにも企画や運営を手伝ってもらい、オンラインとオフライン双方でコミュニケーションを取れるようにしていきます

2022年3月現在
いくつかの企業や個人でネットショップを持っている方がもちおアカデミーホームページへの掲載をしてくださっています。
今後は掲載数を増やし、売り上げ手数料をいただきそれをフリースクールの運営費用に回していきます。

ボードゲーム遊び(毎週日曜日開催誰でも参加可能のボードゲーム遊び)

小さなフリースクールを日本中に創るのが目標です!

不登校の子どもたちが自分に合うフリースクールを選んで通えるように、金沢市からはじめて、石川県→日本全国へと安価で利用できるフリースクールの数を増やしていきます。
月額利用料2000円を払えば各地にあるもちおアカデミーを自由に利用できるようにしていきます。

選択肢があるということが安心に繋がり、心に余裕が出てくるようになると考えています。
3月より開始した小さなフリースクール計画を進め、金沢市周辺で200校、石川県で500校のフリースクール開校を目指します。

 

日本全国では5万校小さなフリースクール(コミュニティー)を作って行きたいという夢があります。
*フリースクールの数は一つが2人~6人の子供の居場所になることを想定して出した数字です。

コミュニティーを広めていくためにオンラインサロンも開始しました。
月額利用料1000円をいただきますが、大人と子供が一緒にオンライン・オフライン双方でイベントを行いコミュニケーションの場として使っていきたいと思っています。

オンラインサロンに関する詳細は下記のページをご覧ください。
https://motioacademy.com/donation

 

今後今まで以上に活動の幅を広げていきたいと思います。
やろうとしていることが前例のないことなので、多くの人のお力が必要になることと思います。
ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、力を貸していただければ幸いです。

 

今後ともよろしくお願いいたします。