
相対的貧困問題を解決するために…
毎週金曜日FMかほくという石川県のFMラジオでMCをしているのですが、その原稿になります。
ネット環境がある方はFMかほくと検索していただければ世界中どこにいても聴くことができます。
今回のテーマ
相対的貧困に関して
5月21日金曜日18時から18時24分で生放送でお送りします。
それ以外の日に聞いてくれている方は再放送となります。
高井浩平のおとな子供委員会本日もはじまりました。
私高井浩平は石川県の金沢市内でもちおアカデミーと言う名前の激安学童スクールを作ろうと活動中です。
学童どいうより寺子屋という感じから始めることになると思うのですが…
7月1日に金沢市の緑住宅地近くで開校予定です。
まずは今自分が住んでいるところでプレオープンという形で初めるので、お近くの方は是非お考えください。
利用料は月額2000円を予定しています。
0円でとも考えたのですが、お金を取らないというのはそれはそれで嫌なので2000円を予定しています。
本日は相対的貧困に関して話していきます。
まず相対的貧困というものはどういうものなのか説明します。
貧困には大きく分けて二種類あって絶対的貧困と相対的貧困があります。
絶対的貧困とは国とか地域とかの生活レベルとは関係なく、生きる上で必要最低限の生活水準がみたされていない場合を指します。
相対的貧困とはその国や地域の水準の中で比較して大多数よりも貧しい状態のことを指します。
相対的貧困世帯の特徴の一つにあげられるのは単身世帯と一人親世帯に相対的貧困が多く、夫婦のみの世帯や夫婦と子供のみの世帯には相対的貧困はまだ少ないようです。
コロナなどでこれからは相対的貧困が増えていくのではないかと言われています。
相対的貧困は気づかれにくい
相対的貧困というのは絶対的貧困と違って子供がガリガリに痩せ細って死ぬとか、私たちがアフリカの方の貧しい子供たちに抱くような印象とは違い、社会の普通の水準に満たない家庭の子供などは
普通の服をきているし、最低限のご飯は食べることができたりしているので、中々気づかれにくくサポートが得られない状況というものがあります。
相対的貧困の家庭の子供にとって難しい面としては
・親がダブルワーク、トリプルワークで働いていて子供の教育どころではない
・親が働いていたり、体調を崩していたりで家事などをしなければならず勉強どころではない
・金銭的な理由で高校進学、大学進学ができない
・高校に進学してもアルバイトをして家計を支えなければならない
などの問題があります。
過去に橋下徹さんが大阪府知事のときに私立の高校へ行く子供たちの助成金を減らすというので高校生と意見交換会みたいなものを開いたんです。
その中で橋下さんが自己責任が原則だとおっしゃっていたんです。
これに関してよく考えなければいけないと思うんです。
自己責任が原則とはいいますが、一人親で親がダブルワーク、トリプルワークをしている家庭の子供は家事手伝いもしなければいけないんです。
自分はご飯を食べられとしても母親がお腹をすかせながら働いているとしたらその子はどういうメンタル状態で働くのでしょうか?
最低限のところで救う制度はあるというのですが、そういう家庭の子供は一見普通だったりするので気づかれにくいということがあります。
そんな子供たちが甘ったれるなといわれる訳ですが、本当に甘ったれているのでしょうか?と僕は思う訳です。
こう言う話題になると僕は熱くなってしまうので、この辺で曲を挟んでクールダウンします。
まんが日本昔ばなしのエンディング「人間ていいな」です。
相対的貧困の子供たちはSOSを発することができないのではないか?
さぁ続きを話していきます。
先ほど話していた問題ですが、橋下さんのいうように自己責任が原則である一定以上頑張れば助成金を出すんだから、頑張れば良いというのも理解はできるんです。
実際頑張れる状態なのに頑張らない人間が甘ったれてるだけの場合も多いです。
ソースは僕なのですが、高校時代の僕はまぁ勉強できなかったのですが、家は貧しいわけではなかったのでそんな僕が成績悪いけど頑張れないのは世の中のせいだから大学行くのに金をくれと言ってたとしたらそりゃ違うでしょ?ってなりますね。
橋下さんの言っていることってここだと思うんです。
でも…本当にそうじゃない子もいるんです。
その子たちはどうまります?
親がダブルワークしてて、貧困の家庭などのための補助金のことなど調べている時間すらない家庭の子供。
仕事などがんばりすぎて体や心を壊してしまい働きに出れない親元の子供。
こういう家庭の親や子供をどうにかしていかないといけないと思うんです。
相対的貧困の家庭の子供は自己肯定感や自己効力感が低い
そして、そういう家庭の子供はもちろん勉強する時間などもないために、成績も上がらない…
十分な栄養が取れていないために、運動も同年代の子に比べて劣っている
親を始め周りと接する機会が減って心も未熟…
これって子供の責任なのですかね?
親の責任なのですかね?と思いませんか?
もちろんそんな状態の子供は学校にいきたくなくなりますよね。
だって、何やってもついていけないわけですから。
そして先生が何を説明しているのか理解できない状態で45分間座ってても時間の無駄でしょ?
何も理解できないようなことを、後ろめたい気持ちで毎日聞き続けられると思いますか?
そんな苦行だよって思いませんか?
そんな子が、どうせ私は何をやっても無駄だからとなって、そんな状態で大人になると自分の親と同じような状態になりその子もまた相対的貧困で悩まされると言うことになるのです。
僕は激安のフリースクールを作ると言う選択をしました。
ここまでの話を聞いていただいていかがだったでしょうか?
これは単に保育園を増やすとか学童スクールを増やすとかそういうことで解決できるわけではないと思うんです。
僕はフリースクールを月謝2000円で始めようと思っていますが、国や県、各自治体が協力して早急に解決しないといけない問題だと考えています。
子供たちが子供時代を謳歌すべきときに謳歌できずに、自分はダメな人間だと考えるようになり、そのまま年をとって自分の人生はくそだったな。
子供にも同じ人生を歩ませてしまったなと後悔しながら死んでいくとしたら悲しすぎるじゃないですか?
ということで本日2曲目魂の震える名曲クリスタルキングで「大都会」です。
高井浩平のおとな子供委員会相対的貧困まとめ
いかがだったでしょうか?
僕が開校するのはフリースクールで、入会金がかからず月謝は無料です。
通常金沢市内のフリースクールは入会金30000円、月謝30000円〜40000円くらいかかります。
これでは通えないという子も多いと考えてこの値段にしました。
通常のフリースクールの値段をとっても経営は厳しいと聞きます。
それならやり方を劇的に変えないといけないのではないかな?と思ったのです。
それで考えに考えました、無いところからは取りたくないと考えてしかもこれならどこもかしこもWinだぜ〜というのを考えました。
今までにない経営システムなので理解してもらえるようになるまで時間はかかると思いますが、このやり方で上手くいくという自信がありますし、それによって
金沢だけじゃなく日本中のフリースクールやオルタナティブスクールの経営が安定し、子供たちが通いやすくなると考えています。
もちおアカデミーという名前を聞く機会が増えていくと思うので是非頭の片隅においておいてください。
もちおアカデミーでは
●自己肯定感を上げる(私にはできるんだと思ってもらう)
●自己効力感を上げる(私がいることでみんな助かってるだと思ってもらう)
●自己実現を目指す(私にはできるから目標を定めて自分らしい自分に磨きをかけてもらう)
上記にフォーカスして結果を出せるように優しく楽しく共に学んでいきます
—– もちおアカデミー —–
2021年石川県金沢市内にてシングルマザーの家庭のお子さん向けのフリースクール「もちおアカデミー」を開校しました。
入会金無料
月額利用料2000円のフリースクールです。
月曜日〜日曜日まで9時〜19時で開校しています。
遊びから勉強まで全力で取り組んでいきます。
まずは気持ちを楽に焦らなくても大丈夫なんだということを認識し、その後自分のやりたいことを明確にしていき学び→結果を出していけるようにしましょう。
その方法をお伝えします。
【YouTubeで結果の出し方に関して動画を公開しています】
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勉強の仕方を中心に結果の出し方などに関して投稿しています
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